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感情

感情とは、「喜怒哀楽」と表現されるように、知性や意思と離れたところで起こる気持ちです。しかし感情は、人間の行動を決定するうえで非常に大きな存在です。

私たちは意識のレベルで理屈を考えて行動しようとしていますが、無意識に蓄積された「感情を伴った記憶」が行動を決定するケースが多いのです。無意識の働きで起こることなので、気がつかないだけです。

どんなにすばらしいこと、どんなに有益なことであっても、「うれしい」「楽しい」「心地良い」といった感情がない場合、人間は受け入れることができません。

からだに良い食べ物、ダイエットに効果的な短時間のエクササイズ、確実に仕事の成果につながる業務チェックリスト──。「有効だ」「大切だ」と自ら考えていながら、やっていないことがたくさんあります。そういう行動特性が形成される過程では、感情の働きが極めて大きいといえます。

企業研修で大切なのは、実際の行動特性をデザインした通りにすることです。「その場が楽しい」だけの研修では時間とお金のムダですが、「理屈は正しいけど楽しくない」研修も効果は全く期待できません。

セルフマネジメント、つまり自分で自分の行動特性を変えたり修正するときにも、感情の働きに注目することが大切です。無意識に避けていることを見つけて「どんな感情があるのか」と考えてみたり、無意識に選んでいるものについて「どんな点に引きつけられているのか」といった観点からアプローチしてみることが有効です。

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