目標
目標とは、現在はできないこと、実現していないことです。しかし、最終的な目的とは異なります。
例えば、最終的な目的が「試合に勝つこと」だとします。しかし、その目的を達成するために行うことがたくさんあります。体のコンディションを整えることだったり、チームの連携を高めるさまざまな工夫だったり、ひとつひとつの動きを普段の練習と同じような自然なものにするなど、多くの事柄を挙げることができます。これらが目標です。
状況や場面によって、最終的な目的を意識するべきときと、目的を考えずに目標だけに集中するべきときがあります。状況だけでなく、国民性やチームの特性によっても適切な目線というものがあります。目標をどのレベルに設定するのか、というのも重要な問題です。
やみくもに高いところに目を向けるのではなく、楽に、しかし着実に進んでいくための設定をしてください。仕事においても家族との関係構築においても、全く同じです。